痩身と脂肪
痩身は、体内に蓄積されている脂肪と密接に関わっています。
体に負担をかけずに脂肪だけ減らすには、脂肪をエネルギーとして消費しやすい体質になることが重視されるためです。
そもそも、脂肪はどうして人間の体に貯め込まれるのでしょう。
痩身したいという人にとっては、脂肪というのは、どうにかしてなくなってほしいものだと思います。
脂肪の役割は意外にもたくさんあります。
脂肪はたんぱく質の消費量を抑える働きや、体内に必要なエネルギーを補う働き、体温を保つ働き、生理周期の維持などを司っています。
脂肪が急激に減少することは望ましくないため、急激な痩身を行うと反動で停滞期やリバウンドといった現象がおきます。
痩身などを目的に食事を減らした場合、体は少ないエネルギー供給でも生命維持かできるようたんぱく質やエネルギーを使わないようにします。
省エネモードになるため、ダイエットの効率が悪くなってしまうという仕組みです。
女性の生理が順調に行われるよう機能しているのも脂肪です。
いくぶんは脂肪が残るような痩身をしなければ、体重を減らすことができても体の調子を悪くしてしまうでしょう。
上手に痩身するためには脂肪の働きも良く考慮して、ダイエットする事が大切になります。